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「広島 愛の川」の詩について
はだしのゲンの作者、中沢啓治さんは、
晩年、一つの詩を書き遺しました。
入院中、病院近くの平和記念公園を散歩しながら、じっと川を眺めていたそうです。
「はだしのゲン」では、
地獄の様な場面で描かれていた広島の川。
見るのも辛かったことかと思います。
でも、この詩で、中沢さんはその川を
「愛の川」と表現しています。
「怒り」「悲しみ」を背負うのは、
もう自分たちの時代だけで十分だ。
次の世代には、「優しさ」を残してあげたい。
最後まで、平和を願った
中沢さんの思いが伝わってきます。
この遺された思いを
また、次の世代へと繋いで行けるように
消えてしまわないように
毎年8月6日、みんなで歌い続け、
思いを繋いでいきたいと思います。
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